「小江戸と呼ばれる江戸時代の町並みが残る川越」
川越市の中心部には、日本ではなかなか見られない、江戸時代の蔵造りの建物の町並みが残されています。
西武新宿線本川越駅から北に伸びている道路を北上すると、辿り着くことができます。
日本で川越ほど集中的に残されている場所は珍しく、非常に価値の高い町並みです。
川越の中心だった川越城は、室町時代に太田道真・太田道灌の親子により築城されました。その後江戸時代に川越藩の川越城となると、城下町として栄え、商店が軒を連ねて賑わいました。
現在蔵造りの町並みは、川越市川越伝統的建造物群保存地区として大切に保護されています。この地域で最も古い建物は、寛政4年(1792)に建てられた大沢家住宅です。
時の鐘、喜多院など古い建物がいっぱいの川越の魅力は、単に街並みが古いだけではありません。
「今も生かされている蔵造りの街並み」
川越にある蔵造りの街並みは、ただ保存しているだけでなく、ちゃんと商店として活用されているのも魅力です。
天明三年に創業した亀屋は、重厚な黒い色の蔵造りの建物の和菓子屋で、桜もちが名物です。
その近くにある荻野銅鐵店は、明治時代に創業した金物店で、鉄と銅の日用品や美術品が並べられています。
右門は川越では有名な和菓子屋の一つです。呉服、そば、お菓子、床屋、せんべい屋、骨董品屋など、立ち並ぶ蔵造りの街並みは今も生かされています。
「蔵造りの街のスイーツと10月の川越まつりはおすすめ」
蔵造りの商店街では、和菓子屋が幾つかありますので、甘いものが好きな人にとっては、歴史的な街並みであると同時にお菓子の食べあるきができる街ともなるでしょう。
観光をするなら、10月の川越まつりの時期が最適です。川越まつりは江戸の天下祭を再現し、蔵造りの街並みを中心として行われています。数多くの巨大な山車が、お囃子に合わせて引かれる優雅な祭りで、楽しめることまちがいなしです。
朝の連続テレビ小説で有名な川越
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ニックネーム | ポポロン |
レビュースポットの場所 | 埼玉県川越市、時の鐘 |
朝の連続テレビ小説で一気に有名になった川越の時の鐘。創建された江戸時代の人々に時を知らせていた、まさに「時」の「鐘」です。川越の菓子屋横丁を散策していると突然現れますが、運が良ければその鐘の音を聞くことができます。(鐘の音を聞きたくて待機している人もたくさんいます。) 気になったところは、急に観光地化がすすんだせいか、道の狭さに対して車と人の混雑が同居していて、ちょっと危ないです。狭い道なので車で通る人はほぼ地元の人だから慣れたものなのでしょうが、土日は何かしら規制してくれないかな、と思うことがあります。 |
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まさに川越の象徴
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ニックネーム | nico |
レビュースポットの場所 | 埼玉県川越市 |
時の鐘はバラエティ番組でしり一度訪れて見たいとずっと思っていました。いざ訪れると意外とこじんまりとしていて、普通に街並みの中にあり主張することもなく地味な印象でした。しかしやはり人気があるのかその周りにはたくさんの人が集まっていて、人気の高さが伺い知れました。地元の川越藩主により作られたということで地元の人に長年愛されて来ているのだなということを感じられました。その日は抜けるような青空でそこに映える時の鐘がとても印象的でした。 |
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