幕末の動乱で名を遺した偉人ファンにおすすめです。新選組隊長「近藤勇」の墓所を紹介します。
まずはじめに近藤勇についてですが、1868年4月25日に板橋の刑場で斬首されたと史実では伝えられています。
その後、首は三条河原でさらし首にされ、残った胴体が埋葬されているといわれているのが私が紹介する墓所です。
新選組隊長「近藤勇」の墓所
墓所がある場所は、東京都にある「板橋駅」の東口改札を出て、ロータリーを抜けた先にあります(東口の改札から見えるくらい近い位置にあります)。
墓所の規模は小さく、車三台分の駐車場くらいしかありません。
偉人の墓所にしてはあまりに小さく、また傍のビルの陰に隠れるようにあるため、初めて見たときは「街中にポツンと偉人の墓がある!」とビックリしました。駅の近くで、周りにホテルや飲食店があるため、もしかしたら初めて訪れた時に「地味……」と思ってしまうかもしれません。
敷地の中に入ると、当時の埋葬で使われた墓石や史跡、近藤勇のミニ銅像などを見ることができます。
敷地は手入れは割と行き届いており、史跡や墓石を見る際に虫や蜘蛛の巣に悩まされることはありません。
また最寄りの「板橋駅」も埼京線が通っているためアクセスがしやすく、あるいて15分ほどの距離に池袋駅があるため、訪れる際アクセス方法に困ることはないと思います。
なので、首都圏にある偉人の史跡でのなかで見やすく、訪れやすい場所を探している方にはおすすめです。
個人的には春に訪れることをお勧めします。
板橋駅前のロータリーは、桜の木がロータリーを囲むように植えられています。開花の時期には桜の花びらが舞い、墓所巡りと一緒に花見も楽しむことができるでしょう。
ちなみに旧中山道を「板橋本町駅」方面に歩いていくと、板橋宿本陣跡や平尾宿脇本陣跡なども見つけることができます(どちらも記念碑が建っているだけですが)。
旧中山道は商店街が続いているため、ついでに買い物や散策を楽しみたい方にもピッタリだと思います。