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織田信長が築城した小牧山小牧城は市民に愛される歴史スポット

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小牧市の中心部に位置する小牧山、かつてこの山頂には織田信長の命令により城が建てられました。
美濃方面を制圧するための拠点とするために小牧山が選ばれました。

濃尾平野の中で唯一の丘陵地であったため、見晴らしがよいことや清州城と違って水はけがよい土壌であったことが理由のようです。

1584年に豊臣秀吉と徳川家康が戦った小牧・長久手の戦いでは、家康がこの小牧山に本陣を置いたことでも有名です。

織田信長が築城した小牧山

信長が最初に築いた城と言われていますが、日本初の石垣を用いた城で、その技術力の高さに驚かされます。

最近では平成27年1月に3段目の石垣が発掘され、三重石垣の石の要塞であったことが分かりました。
それにより小牧城は短期滞在のために建てられたと思われていましたが、長期に渡って暮らすために建てられたという仮説もでてきました。

発掘作業は現在も続いており、新たな発見により歴史が覆るかもというロマンが期待できます。

現在、山頂にある小牧城(小牧市歴史資料館)は、1967年に実業家平松茂によって建設されたものです。
資料館は、4階建てで、小牧山の発掘作業で発見された出土品や小牧市の歴史に関する展示品を見ることができます。小牧・長久手の戦いは映像で楽しみながら、学ぶことができます
ガイドのボランティアさんが、説明をしてださる日もあります。
4階は展望台になっており、天気が良ければ、御嶽山や名古屋ドーム、東山動植物園、名古屋駅のツインタワーを見ることができます。

小牧山は、標高86メートルの山で、山全体が史跡公園になっています。
山頂へは、なだらかな道や険しい道などいくつものルートがありますので、体調や気分によって選ぶとよいでしょう。

春には満開の桜や新緑、夏には濃い緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の風景を楽しむことができます。
お花見祭りやお月見祭り、市民祭りとイベントも開催されています。
今年の5月には小牧山をイメージしたキャラクター「こまき山」が誕生し、今後の小牧山のPRに一役買ってくれそうです。

早朝には山頂でラジオ体操をやっていたり、ジョギングを楽しむ人が見られます。
また、ふもとの公園はピクニックやスポーツを楽しむことができる、市民の集いの場です。
450年前に織田信長が築城した小牧山は、今ではその歴史に思いを馳せながら人々が集い新たな歴史を作る素敵な場所であると思います。

小牧城の口コミ・感想

小牧城の口コミ・感想です。

一番上の階まで登れかなり絶景です

満足度
ニックネーム サリー
レビュースポットの場所 愛知県小牧市
織田信長が拠点としたと言われている小牧城です。なかなか知られておらず、城自体も復刻したものになります。しかしながら最近になって石垣が見つかり大変大きなニュースになりました。それが見られたことが満足でした。中には発見から調査までの行程が見られる様な、展示がされており一番上の階まで登れかなり絶景です。しかし一旦残念なところがあり、登るのに少し時間がかかってしまう事です。近道もありますが少し険しかったです。
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