三十三間堂

きっと一度は訪れた事がある京都、暑い寒い季節は歩き回るのにいささか勇気がいりますが、中学校の修学旅行以来、久しぶりに訪れた『三十三間堂』に心臓が激震するほどの素晴らしさを感じました。

大人になって三十三間堂を見た感想

どの様な由来で建造されたのかなどはガイドを見ていただくとして、ＪＲ京都駅からバスで10分ほどで行く事ができます。

正式には『蓮華王院　三十三間堂』、長さ120ｍあるお堂を眺めていると、歴史の重みをひしひしと感じ、木材の自然に変化していった色合いは、本物の美しさを感じさせます。

この建物の中で、その時代の方々はどの様な暮らしぶりをしていたのでしょうか、など思いは膨らみます。

やはり圧巻だったのは、『千体千手観音立像』でした。確か、14,5歳の時に鑑賞したはずでしたが…　その時の記憶がないんですね。
50代になって再度訪れた時の感動といったら、言葉を失うほどでした。とにかく立像の数が半端ではない、一人ひとりのお顔が皆違っている。

一体でも素晴らしいのに、こんなにたくさんの数を造りあげるなんて、一体どのようにして完成したのだろう？
様々な思いが頭の中をグルグル回りました。

少し秋の風が舞い込む季節で足元が冷たかったのですが、そこを離れるのがもったいない気がして、歩く速度が緩みがちでした。

造られた時代にワープして、自分自身も作家さんの手伝いがしたかった思いに駆られました。

以前行かれた事があって、その時から何十年か経ってしまった方、ぜひ今一度、足を運んでみてください。全く違う思いを持つと思います。

京都は他にもたくさん訪れたい場所が集まっているので、毎年行きたいところになっています。暑い季節は熱中症の心配もあるので、もしかしたら避けた方がよいかもしれません。確実に暑いと思います。

紅葉の季節が一番だと思いますが、混雑がかなり予想されますので、何か月前から予定を立てて、宿も納得のいく行きたいところが予約できるようになさった方はよいと思います。

美味しいものもたくさんあります。秋はホコホコ栗も歩きながら食べられます。

あぁ、またすぐにでも行きたい！大好き京都です。

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