日本の歴史スポットのレビューを紹介しています。家族のお出かけにもデートにも。歴史は刺激いっぱい、学ぶことも沢山あります。

奈良市高畑町頭塔の口コミ・感想

投稿日:

奈良市高畑町頭塔の口コミ・感想です。

奈良のある小さなピラミッドの頭塔

満足度
ニックネーム キューピーさん
レビュースポットの場所 奈良県奈良市高畑町
奈良公園近くの高畑に頭塔と呼ばれる史跡があります。この頭塔は仏塔ですが、非常に珍しい形式で、再現された遺構によると、まさに小さなピラミットと呼べる形をしています。
767年に東大寺の僧侶である実忠が土塔を築いたとの古文書があり、これが頭塔だと見られています。この土塔が頭塔と呼ばれるのは、正しくはドトウがズトウなまったものでしょうが、僧玄昉の頭を埋めたからと言う説も昔から語られてきました。
この頭塔は1辺32mの正方形の基壇上に7段の階段状の石積みされ、高さは10mあります。奇数段には小屋根が設けられ、その下には大きな石に刻まれた石仏が配置され、44基が祀られていたと考えられています。なぜこんな珍しい仏塔が築かれたのか、色々とロマンを巡らせる事ができる歴史スポットと言えます。
  • B!