歴史スポットレビュー

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奈良県

正暦寺(奈良県奈良市):奈良市内とは思えぬ山間にあり、奈良公園や西ノ京の有名な寺院とは全く異なる雰囲気を楽しめます

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正暦寺(奈良県奈良市)の口コミ・感想です。

日本清酒発祥の古刹

満足度
ニックネーム さばまめ
レビュースポットの場所 奈良県奈良市
奈良時代一条天皇の勅命で建立された正暦時は美しいモミジが有名です。奈良の東の方角の山深いところにある正暦寺は日本初の清酒を造ったお寺としても有名です。お寺でお酒とはいかに?と思われるかもしれませんが、神仏習合の信仰からお寺であっても神様もお祀りしていたことからお酒が必要とされ作ることを許可されていたそうです。当時には珍しい清酒を分けてほしい方も多かったことから、その売り上げの一部を税金として本山のお寺に収められていた記録も残っているそうです。今のお金になおすと億とかになるとか。繁栄ぶりが伺えます。

奈良の錦の里正暦寺

満足度
ニックネーム 大和髭爺さん
レビュースポットの場所 奈良県奈良市菩提山町
奈良市の東南の郊外の山間に正暦寺と言う紅葉で有名なお寺があります。この寺院の辺りは、紅葉の時期には山々が紅く染まる事から、錦の里と呼ばれています。
この正暦寺は、992年創建され、往時は堂塔・伽藍等86坊もの塔頭が建ち並ぶ格式ある大寺であったとの事です。しかし平重衡による南都焼き討ちで焼失し、現在は福寿院客殿と本堂と鐘楼を残す寺院となっています。この正暦寺のある錦の里は、奈良市内とは思えぬ山間にあり、奈良公園や西ノ京の有名な寺院とは全く異なる雰囲気を楽しめます。
非常に交通の便の悪い場所にあり、普段は訪れるのが大変ですが、紅葉の季節のみ近鉄・JR奈良駅から直通臨時バスが運行されているので、ぜひ訪れると良いでしょう。

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